ゼミの新体制考えたったwww
この記事は東京高専プロコンゼミ① Advent Calendar 2022 - Adventar の5日目の記事です.
プロコンゼミの今
今年度のプロコンゼミは総勢80人のゼミ生を保有し,高専プロコンで最優秀賞を受賞するほどの強さを誇るのだが,その実情は
- 高専プロコンの時期のみ活動
- 人数の割に少ないタスク
- つおい人のワンマン
という高専プロコンワンマン時代が出来上がってるわけだ.
このままだと慢性的な技術不足に陥って,強い何人かが在学してる間だけ強い強豪校(笑)になってしまう(1年目のゼミ生がなんか言ってる)
だからプロコンの活動体制を改善しよう,というのが本記事のモチベーションです.
じゃけん体制変えようね
ということで早速ゼミの体制自体を変えていくぅ!
保守的な意見は少年ジャンプ読み込んでから出直して❤️
ちなみに新体制の理想は「ゼミ生全員が」「年中活動して」「技術力と交流の向上ができる」ような体制であることで考えていく.
ゼミ生の活動体制
一番の問題はなんと言ってもゼミ生全員がまとまって活動するのに,高専プロコン以外で活動しないこと.しかも高専プロコンはそんなに人数が必要なわけでもないのだ.
GitHub に上がってるプロコン用リポジトリの Contributor を見るに,競技部門8人,自由部門6人,競技部門3人の計17人しかメインで活動してないという謎...
80人に比べていかに高専プロコンが小さい活動かがよく分かるなぁ...
ということで,活動を3~8人ずつのグループに分けて共同開発や勉強会など好きなことをやらせるようにする.
これはプロコンゼミの役割を活動主体から,ゼミ生の活動を循環させて管理するターミナルへ変えるようなもので,わざわざゼミが全員を導かなくてもゼミ生が自由に動いて成長してくれる(はずな)のだ.
管理のためのゼミ運営
ゼミ生の活動を管理するのが,ゼミ生たちの統率に代わる部長たちの新たな仕事だ.
以下の3つが運営の定期的な活動となる.
- ゼミ生の活動受付
- 活動の内容や進捗の管理
- 活動の成果を広報
流石に部長,副部長,会計しかいない今のよわよわ役職体制ではもたないので,活動の管理者と広報を役職に付け加える.
スケジュールと厳しさと怠惰と
ここまでプロコンゼミの体制にケチをつけてきたが,本当にそれだけがプロコンゼミの衰退する原因なのか.
例えば高専生のスケジュールだ.年間予定表を見て分かる通り1ヶ月おきに試験やイベントがある.高専生にとって試験は死活問題だ.赤点が60点なので,実質60%の確率で留年するのだ.が,これは仕方ないのでゼミ活動と並行して死ぬ気で頑張ってくれ.
またコロナの影響も考えられる.2年間の遠隔生活によって他学生との関わりが打ち切られてからゼミ生どうしの交流が一気に減った.ゼミ室に屯っている学生は3年生以上しかおらず,技術についての会話もあまりない.年度初めに遠隔での勉強会が何回か行われたが今は見る影もない.AtCoderの勉強会があったが結局2回しか行われなかった.遠隔の活動はオワコン化が早いのだ.
まとめ
ゼミが手綱を握っていた構造から,各ゼミ生が主体となって活動する構造へと変更したが,実はゼミ生が動いてくれないとゼミが動かないという致命的な問題を抱えている.
これは心臓のない血管に血を巡らせるようなものだが,心臓を作ると今度は心臓に依存するだけ(1敗)なので,運営が地道に呼びかけるしかない.ただ,流れを作り出せれば後は乗るだけなので頑張ってほしい.